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ショック口にせぬ子どもたち

 多くの被災者が不安な毎日を送る避難所で、子どもの笑顔は大人の心をなごませてくれる。だが、子どもは大人と同じようには被災を理解できず、時間がたってから影響が出てくることがある。専門家は長期的な支援の必要性を指摘する。



 「おばあちゃーん!」。水しぶきが見えたかと思うと、祖母の小さな体が一瞬で水の壁に巻き込まれた。



 岩手県陸前高田市の小学3年、村上怜(りょう)君(9)は、一緒に逃げた祖父久さん(73)と祖母卓子さん(66)が行方不明だ。離れ離れになり、急な坂道を駆け上がり、一人で避難所にたどりついた。「あんただけでも早く行け」。最後に聞いた卓子さんの声が耳に残る。



 色鉛筆や落書き帳を買ってもらった。畑仕事ではニンジンを一緒に引き抜いた--。いつもは明るい怜君も、夜になると祖父母を思い出し涙をこぼす。「さびしい」。沈んだ表情で独り言のように繰り返す。父の卓司さん(41)は「津波の記憶をずっと引きずると思う」と心を痛める。



 同県大船渡市の避難所で生活する30代の女性は夫を失った。母親を助けようと海沿いの自宅に戻り、波にのまれた。8歳の息子と5歳の娘は無事だった。



 消防隊員から連絡を受けたのは地震の2日後だった。遺体安置所で夫と対面した。



 「ママァ。どうして泣いているの?」



 「おうちなくなっちゃたから」。娘に問われて涙をぬぐい、うそをついた。でも、子どもは気づいている。



 「お利口にしないとお父さんにしかられるよ」。お決まりのしかり文句に娘は答える。



 「だってどこにもいないもん」



 女性がそばを離れると「お母さんどこ行くの?」と、足にしがみつくようになった。



 「お父さん大丈夫?」。しつこく尋ねた小学2年生の息子も父の話題に触れなくなり、大人の会話から、父親と会えないことに気づきだした。「分かっていても口にしない。子どもなのに親を気遣ってる」と女性はいう。



 歓声を上げて鬼ごっこやボール遊びをする2人の姿を見て、祖母は不安そうに話す。「今はみんなで暮らしているけれど、ポツポツと避難所から人が離れていった時、あの子らはどうなるのか」



 常磐大学大学院の諸沢英道教授(被害者学)は「物事を頭で理解し、その苦しみを言葉にできる大人と異なり、子どもの被害は顕在化しにくい。だが、時間を経てから深刻さを増す。成長段階に応じた息の長い支援が必要」と話す。









あぁ精神的に辛っ

| 日記 | 22:50 | comments:0 | トラックバック(-) | TOP↑

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